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わか

Author:わか
犬事中心にゲーム・アニメ・USJ・海外ドラマ等雑多。

姉犬凛の血管肉腫との闘病記録も(2014年11月~2015年3月)掲載。同じ病気と闘う飼い主さん達へ少しでも情報が届けられればと思っています。

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まさかの事態 長い一日
凛が脾臓摘出手術となりました。


結果から言って無事に手術も終了し、現在順調に回復しています。
ほんとに急な出来事で、日曜日の夜7時過ぎから月曜日の夜8時過ぎまで
丸々完徹状態での行ったり来たりとなりました。

相変わらず長くなりますが、経緯を順を追って書いて行こうと思います。


16日(日)の夜7時過ぎ、凛&アルへご飯をやろうと2階から呼びかけた所
アルはすぐに来たけれど、凛はなにやら玄関でガタガタと暴れているような音が聞こえる。
何かおかしいと思って直ぐに駆け下りてみたら、立ち上がれずにもがいている状態。
これはもしかしたら危惧していた股関節への異常が出てきたのか?と旦那と共に
声をかけつつ、様子を伺う。凛ももう11才と高齢なのと、シェパは股関節が弱いので
足腰に来るだろうなと思ってはいたけれど、急に来たのかな?と色々考える。

その後しんどそうではあるが、立ち上がり部屋へ。直ぐに伏せてだるそうにしていたけれど
蒸かしたサツマイモを持って来たらガツガツと食べていたので
「じゃあご飯食べる?」と、声をかけたら一緒に二階へあがって来た。
でもフードを入れてもいらない…と、伏せてしんどそう。
これは調子が悪いな、明日病院だなと思って部屋に戻って
数分後、明らかにおかしい感じの動きで、首の下をかきたいんだけど足が上がらない
ような?とにかく首だけをぐ~~っとかしげたままなんとも言えない格好で固まりだす。
これは絶対おかしい、と直ぐにかかりつけの獣医さんへ電話。
休診日だったので留守電になっていたけれど、直ぐに折り返し電話を頂き診てもらえる事に。

この時点で自力で歩く事は出来ていたけれど、ものすごくしんどそう。
凛は凄く我慢強い子で痛くても一切悲鳴も上げず、じっと我慢するような子。
車に乗っても最初座ったままで寝もせずにいたので「伏せときなさい。」と声をかけ
やっと寝ると言う状態。でも考えてみたらいつも車に乗ったらうるさいくらい
ぷ~ぷ~と鼻を鳴らす子がそれをせず、その後は伏せたままじっとしていたのできっと
相当しんどかったはず。

10分程で到着し直ぐに血液検査をしていただく。
触診の感じでは何も無さそうだったけれど、検査の結果は
貧血と高い炎症反応。どこが炎症しているのか?
もしかしたら元々結晶が出たりするので膀胱か?とエコーを掛けてみたら
「なんやこれ?なんかあるぞ。」と先生が画面を見ながらいぶかしげにおっしゃる。
脾臓に何かしこりらしきものが見えた。
「腹水も溜まってるな…。」と、見ると確かに周りが黒く水分があるのがわかった。
すぐに腹部に針を刺して確認した所、腹水は全て血。血が混じる、と言う感じではなく完全な血だった。
「これはあかんわ。直ぐに救急に行って。」と言われ2~30程の所にある救急病院を紹介してもらう。
ここでは今現在先生しかおらず、レントゲンも手術も無理なのと、月曜日も大きな手術が入っているので
対応できないと言う事と、このまま朝まで放置は危険だと言うことで早急に移動する事に。

脾臓と言う臓器は全く症状が出ない臓器だそうで、触診でもしこりの感覚は無かった様子。
実際この後救急、手術を行って下さった病院、とどこでもやはり同じことを言われました。
最終段階にならないと症状が出ないのが脾臓での腫瘍だそうで、大抵こうやって出血して気がつくと言う話。
シェパードはガンが多い犬種なのでかかり付けの先生も毎回触診したりで気にしてチェックして
下さってたけれど、気がつかない状態でした。

22時過ぎ、救急病院へ到着し即各種検査開始。
電話の時点でいきなり料金の説明をされた時は正直びっくりした。
到着後も、いかにお金がかかるかの話を優先的にされて「え…?」と言うのが正直な気持ち。
仕方が無いとは思う。はっきり言って普通にかかる倍以上の値段がかかるから。
それを告げておかないと後から膨大な額を請求されて、逃げる人が沢山いるとも後から聞いた。
確かにそれも分かる。でも正直凄く嫌な気分もした。
実際それで提示された価格は本当に高くて私達には出せないと言う数字だった。
助けるためなら幾らでも出したい、でも現実的にはそうも行かない。
それこそ誰かにしばらく借りて対処するしか無理だ、と言う感じだった。
「○○円までなら…。」
そう答えなければいけないのが本当に辛かった。
命も金なんだ、と目の当たりにした瞬間でもあった。


「ではまずは必要最低限の検査をしますね。」と言う事で待つこと1時間ちょっと。
レントゲンの結果、やはり脾臓に大きな腫瘍がある事がわかった。
脾臓の近くにある肝臓はレントゲンでは隠れてしまって写らないので
転移しているかどうかは分からない。なのでこの腫瘍が悪性かは開腹してみないと分からない。
ただ、出血が続いているので開腹して腫瘍を取らないといけない。
もし、悪性かどうかで切る切らないを決めるのならCTを別に撮る事は可能。
そして提示される価格。
治療するに当たってまず「見積もり出します。」と言われてしまう現実。

仕方が無いとは思う。それはわかる。

でも正直追い詰められてる状況でそんな事ばかり言われてしまうと
不信感しか出てこなかったのも確か。
「早く違う病院に移りたい。」それしか思えなくなった。

見積もりを出すからと待合室に戻された瞬間違う意味での涙が止まらなかった。

「お金が無いせいで助けられなくなるのか」

もうどうしたらいいかわからなくなった。
助けたいに決まってる。
こんな形で凛を亡くしたくなんかない。
でも現実問題提示された額は非常に大きかった。
誰かに頼んで借りてでもここで手術をして貰って助けて貰うしかないのか、
それとも別の病院で何とかしてもらうか。
ただもう一点気になったのが、ここは救急病院なので手術後、入院治療はして貰えない。
術後直ぐに自力でかかり付けの病院へ連れて行き、後はそちらで入院治療となると言うこと。
救急はあくまで救急。治療以外はとっとと出て欲しいって意味なんだろう。
その感じにもやはり違和感を抱いたし、何より術後即自力で移動させなければ
いけないと言う事に不安もあった。

とにかくもう頭の中がごちゃごちゃで二人で考えても無理だと判断し
動物病院に勤めるわんこ散歩友達へ深夜になっていたけれど電話をかけて相談してみる事にした。
その友達が勤めてる病院は、旦那実家わんこやにゃんこがお世話になっている病院で
偶然友達が勤め始めた状態だった。お義母ちゃん絶賛の先生でいつも
「めっちゃええ先生やで。ほんま大好きやわぁ。」と言っていたので
もしかしたら相談に乗ってもらえるかもしれないと思って。
友達に状況を詳しく説明し、朝一で転院させてそちらで手術をする事は可能か
先生に聞いて頂いた結果、丁度オペが一軒も入っていない珍しい状態で、受け入れ可能とのお返事を頂いた。
友達も、月曜日は午後から出勤だったのをわざわざ朝から入るようにしてくれて
他の看護師の人たちにも連絡をしてくれ、万全の受け入れ態勢にしてくれた。
本当に、本当に感謝してもしきれない。

まずは朝まで体力が持つように輸液だけ続けてもらい、輸血も出来るなら始めて
おいてもらえるといいかも、と言う助言を頂く。

見積もりが出来ましたと呼ばれた時に手術受け入れ先が見つかった事を告げ
各種説明をしたら「輸血は○○円~となります。」とまたしてもまずはお金。
わかってる、わかってるけどやはりもうこの時点でこの病院では必要最低限の事以外
して貰うつもりもなくなったので、輸液だけを続けてもらう事に。
アルを連れて来たらアルから輸血始めるとは言われたけれど、とにかく不信感ばかり出てしまったのと
現段階でかなり顔色も良くなっていたので凛の体力を信じ、そして抱えた不信感がぬぐえず輸血は無しで
朝まで様子見つつ対処と言う事でお願いした。

間違った判断だったとしても仕方がないと腹をくくった。

この時点で深夜0時を回っていた。朝7時ごろ退院予定でそれまでは病院待機。
慌てて出てきてアルのトイレが心配だったので一度旦那は帰宅してアルの様子を見て来ることに。
帰宅したら2台ともパソコンはつけっぱなしだし家中の電気もつけっぱなし。
いかに慌てて出て行ったかが分かる状況だったそう。
アルはおしっこは直ぐしたけれど、その後は「ねえたんもままちゃんも上がってこない…」と、
私と凛が帰ってくるのを階段の上から見続けていてうんPをする様子もなかったそうなので
仕方が無くバリケンから出した状態で旦那氏再度病院へ戻る。
1時半頃旦那が戻ってきたので二人で車で待機する事に。

長い夜だった。

旦那は次の日仕事を休むわけにもいかないので
少しでも眠れるようにと車で横になってはいたけれど、もちろんほとんど眠る事等できず。
朝6時頃「一晩点滴を続けていたので大分具合良さそうです。
この状態なら手術は全く問題無いと思いますよ。」と言われ退院準備開始。
7時頃「ストレッチャーに乗せようかと思ったら自分で出るって歩き出したので。」と
自力で歩いて出てきた凛を連れて退院。
支払った額は予定よりは少な目で、明細を見た感じでは膨大なぼったくりをしてる
感じは特には無かった。これなら想定内だし、許容範囲内。
必要以上に値段の話をしない方がいいんじゃないのか?と言う印象だった。
でも後でかかり付けの病院で話を聞くと、やっぱり払わず逃げる人が多いんだとか。
だから最初にきちんと価格を告げてるみたいですよ、と。
でも確かにあの額をいきなり言われたら誰でも逃げたくなるんじゃないかな。
お義母ちゃん達も前に猫を連れて行こうとしたらびっくりする額言われて行けなかったって言ってた。
病院で電話の会話を聞いていたけれど、一律で言うことは同じ。
「救急診療で○○円。その後検査で○○円は最低かかります。+そこに他の治療費などかかって参ります。」
でも実際ちゃんとした見積もりでみたらそこまで掛かってはいないと思う。
ここまで払う気があるならおいで、って意味なんだろうか?
それが無理なら朝まで様子見て普通の病院行った方がいいよと言う意味なんだろうか?
その辺り正直わからないけれど、先生はものすごくしっかり見てくださったし、説明も的確だったし
良い人でした。治療も的確だったと思うし(事務的だけどそれは仕方が無い。そう言う場だと思うし)
設備も最新だった。ERとしては十分素晴らしいと思う。
ただ、やはり出来るだけお世話になりたい場所ではないよね。
でも凄い人だったよ。「今日は込み合ってます。」とは言ってたけど
確かに凄かった。到着した時点で待合室満員だった。
見るからに救急じゃ無さそうな人たちもいた。
恐らく夜しか来られない人達だとは思うけれど、多分少々高額の診察代払ってもいいや
と言う感じの方々だろうか?お高そうなお車乗ってきれいな格好しておられた。
本来救急からしたらそう言う人たちは普通の病院に行ってほしいんだろうな、と思う。
そう言う点での高額設定なのかも…。推測に過ぎないけど。


話が逸れました。

月曜日朝7時半頃旦那実家に到着。
お願いする病院が旦那実家からすぐの所にあるので診察時間が始まるまでは
自分ちよりもそっちで待機の方がいいから。そして旦那はこの時点で出勤なので
足が無くなるからお義父ちゃん達に手伝ってもらう事に。
朝8時45分ごろ病院へ。アルも輸血要員としてこの時点で一緒に行きました。
既に友達が話を全部通してくれていた事と、一番乗りだったので即診察室へ。
友達も来てくれてたので色々聞きたい事とかも聞けて本当に心強かった。
アルはまだ出番は後なので待合室でお義母ちゃんと待機。
大丈夫かな?と思ったけれど、最初にちょっと鳴いた後は
「やかまし!座っとき!」と言うお義母ちゃんからの叱りを受けて大人しくなってたw
頂いてきた検査結果を渡して、再度現段階での貧血などの検査の為に血液採取。
そして肝臓に明らかに悪いものが無いかを見るために再度エコーを撮る事に。
やはり大きな脾臓の腫瘍が邪魔をしていてなかなか見辛い状態ではあったけれど
映像で見る感じでは何も無さそうと言う見解。
ただ、これは本当に開けてみないと100%では無い事。
でも、ぱっと見て「何かある」と言うのは無い。

先生は本当にお義母ちゃんが絶賛するだけの事はあって
とてもやさしくて、そして凄く動物が好きな先生なんだなと分かる
非常に良い先生でした。しっかり話を聞いて下さるし、説明して下さる。
手術のメリットデメリットもきちんと話して下さった。

「他に転移していて見るからに悪性だった場合でも、摘出した後
数ヶ月、長い子は数年生きられる場合ももちろんあります。
それはその子が持っているものだと思います。」

「もちろん、良性だったら脾臓と言う臓器は無くなっても全く問題の無い臓器なので
摘出したら万事OKと言う事です。ただ、癒着していた場合手術は少し時間がかかります。」

「開けたはいいけれどこれはダメだ。このまま閉じたとしても
この子はしんどいだけで可愛そうだから術中に安楽死させる事もありえます。」

と言う感じで最悪のお話も伺った。

切るかどうかは飼い主さんの判断に任せますと言われたけれど
切らない事には出血が止まらいし、根本の解決にはならないと言うのは
3件ともで言われた事なので「お願いします。例え悪性だったとしても
まずは切除して少しでも生きられるようにして下さい。」と頼みました。

この時点で迷いなどは一切無かったです。
とにかく説明や何かがとても納得できたし、先生が信用できた事がやっぱり大きいです。

そして例え悪性だったとしても凛はすでに11歳と大型犬ではかなりの高齢。
俗に言う人間に例えると80歳超えに値する状態。
だとしたら、正直腫瘍のせいで亡くなるのが早いか、寿命でなくなるのが早いかは
分からないと言う感じ。既に私も旦那も「いつ死ぬか分からない。」と言う覚悟は
10歳超えた時点でしていた。それが「いつか分からないけど恐らくもうすぐ」
から「後半年。」等と数字がはっきりわかる状況になるだけだと思ってる。
もちろん悲しいし、辛い。でも、2~3歳の若い子だったら色々考えるけれど
11歳と言う年齢を考えると、辛い抗がん治療などは一切考えてない。
残された時間を沢山沢山楽しく一緒に過ごしたい、と常々思って生活してます。
なので、摘出後病理検査で良性か悪性か分かったとしても
「ああそうなんだね。」と言う現実として受け入れようと思ってます。

と言うか正直どっちでもいいと思ってます。

今日、明日の時点で死んでしまうのではないと分かっただけで凄く幸せなんです。
後はまず、元気に退院してまた一緒に暮らせれば例えそれが後数ヶ月と分かったとしても
それだけで本当に幸せだって思ってます。
「ある意味覚悟が出来たよね。」
って旦那とも話してました。
元々11歳になった時点で後1~2年持てばいいな、と思って生活してたしね。

凛は点滴を再度開始し、ケージへ移動。
変わってあ~たんの登場です。

既に長くなっているので一旦ここで終了します。
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